かぼすは、全国生産量の95パーセント以上を大分県が占めている、まさに大分を代表する味覚の一つです。大分県にお住まいの方にとっては、「かぼす」といえば日々の食卓にごく自然に並ぶ、とても身近で当たり前のような存在となっております。
私たちが手掛けている「別府めんま」でも、このかぼすを使った特製ドレッシングをご用意しております。大分県外にお住まいの方ですと、もしかすると「かぼす」に馴染みが薄い方もいらっしゃるかもしれません。この機会に、ぜひその魅力に触れていただければ幸いです。
かぼすの味わいと魅力
かぼすの味わいには、大きく分けてふたつの魅力的な特徴がございます。
まろやかな酸味とすっきりとした香り
すだちやレモンのように、舌の奥にピリッとくるような強い酸味とは異なり、かぼすにはふんわりとした丸みと柔らかい酸味がございます。酸っぱい中にもまろやかでおいしい味わいが含まれているのが特徴です。
万能に使える万能調味料
大分県民の間では「とりあえず、かぼすをかけておこう」と言われるほど、どんな料理にも合わせやすい調味料として愛されています。
醤油をかけると塩分が気になるようなときは、まずはかぼすを絞ってみる。そんな感覚で日々の料理に気軽に使われています。
おすすめの楽しみ方
- 焼き魚や刺身に添えて
- とり天やから揚げなどの揚げ物に
- お味噌汁に少し落として
揚げ物などの油っぽいお料理にかけていただくと、とても爽やかな味わいになり、食が進みます。美味しくなりすぎて、ついつい食べ過ぎてしまわないよう注意が必要なほどです。
江戸時代から続く「かぼす」の歴史
かぼすの歴史は長く、起源は江戸時代にまで遡ると言われています。
苗木を持ち帰って臼杵の地で植えたという説をはじめ、様々な説がございますが、昔は薬用としても重宝されていたようです。その後、各地で栽培が奨励され、広く親しまれるようになっていきました。
本格的に「大分の特産品」として広まっていったのは、昭和40年代頃からのことだと言われています。なお、お名前の由来には諸説ございますので、ご興味のある方はぜひ詳しく調べてみてくださいね。
かぼすの旬は、夏の盛りから秋の入り口にかけての時期となっております。
すだちやレモンとの違い
「かぼすは、すだちやレモンと何が違うの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。徳島県や四国の方であれば柑橘といえばすだちを思い浮かべるでしょうし、酸っぱいものといえばレモンを連想される方も多いかと思います。しかし、かぼすはこれらとは明確な違いがございます。
まず大きさですが、すだちは小ぶりなものが多いのに対し、かぼすはレモンと同じか、やや大きいくらいのサイズ感がございます。
そして一番の違いは「味」にあります。すだちやレモンは、果汁を少し落として香りと酸味を添えるような使い方が一般的ですが、かぼすは酸味が非常にまろやかで果汁もたっぷりと含まれています。
そのため、から揚げをかぼすの果汁に浸してしまうくらい贅沢に使っても、酸っぱくなりすぎることがございません。たっぷりかけても素材の味を邪魔しない、程よい酸味をお楽しみいただけます。
肌寒い季節には、お鍋の取り皿に取り分けた際、かぼすをキュッと絞って少々のしょうゆを垂らしていただくのも大変おすすめです。また、お店によってはかぼすを使ったサイダーやチューハイなどとしても親しまれています。
「別府めんま」のかぼすドレッシング
私たち「別府めんま」でも、この素晴らしいかぼすを使ったドレッシングをご用意しております。
竹から生まれた「たけのこ」の味わいを活かした別府めんまに、かぼすを合わせ、使いやすいドレッシング仕立てにいたしました。すこしとろみをつけて仕上げておりますので、食材にしっかりと絡みます。
一般的なドレッシングのようにサラダにかけていただくのはもちろんのこと、ポン酢の代わりとして様々な料理にお使いいただけます。上品な味わいのアクセントとして、食卓を優しく彩ってくれる一品です。
こちらはネットショップでも販売しておりますので、ご興味を持っていただけましたら、ぜひ一度ご覧になってみてくださいね。
豊かな自然が育んだ大分の恵み「かぼす」。皆様の日々の食卓にも、爽やかな風と心地よい時間をお届けできましたら嬉しく思います。