私たちが丹精込めてつくっている「別府めんま」。その生まれた地は、大分県にある別府市です。
みなさまは「別府」と聞いて、どのような街を思い浮かべるでしょうか。シンプルに「有名なお湯の街」という印象をお持ちの方も多いかもしれませんね。
今回は、私たちが暮らす別府という街の奥深い魅力について、少し詳しくご紹介させていただきます。
日本一の湯量を誇る世界有数の温泉都市
大分県にある別府市は、日本を代表するだけでなく、世界でも有数の温泉都市として知られています。
その魅力の根底にあるのが、圧倒的な温泉資源です。源泉の数は2,800箇所以上にものぼり、毎分約10万リットルものお湯が湧き出ています。源泉数、湧出量ともに日本一を誇る、まさに恵まれた土地なのです。
もちろん、この豊かなお湯をこれからも変わらず大切に守っていくために、地域全体で未来に向けた取り組みや環境の保護について真摯に考えています。
また、別府の温泉は質の面でも大変魅力的です。世の中に存在するさまざまな泉質のほとんどが、この別府の地に揃っています。炭酸泉をはじめ、多種多様な湯を楽しむことができるため、訪れるたびに新しい癒やしに出会えるのも大きな魅力です。
歴史と個性が光る「別府八湯」
別府の温泉は、ひとくくりにはできません。市内には特徴の異なる8つの温泉街が存在し、それらを総称して「別府八湯(べっぷはっとう)」と呼んでいます。
- 鉄輪(かんなわ)
- 明礬(みょうばん)
- 観海寺(かんかいじ)
- 柴石(しばせき)
- 亀川(かめがわ)
- 堀田(ほりた)
- 浜脇(はまわき)
- 別府(べっぷ)
有名な明礬や鉄輪、亀川をはじめ、それぞれの地域が独自の歴史や湯の風情を持っています。この8つの湯をめぐる旅は、まるで温泉のテーマパークを楽しんでいるかのような、贅沢で心踊るひとときを届けてくれます。
観て、歩いて、味わう。別府の豊かな見どころ
別府の楽しみ方は、お湯に浸かるだけではありません。街全体に、五感で楽しめる魅力が溢れています。
自然のエネルギーを体感する「地獄巡り」
別府の代名詞とも言えるのが「地獄巡り」です。
コバルトブルーの美しいお湯が広がる「海地獄」や、真っ赤な泥が印象的な「血の池地獄」など、自然が生み出す神秘的で力強い光景に出会えます。また、勢いよく温泉が噴き出す「龍巻地獄(たつまきじごく)」の間欠泉も、地球の息吹を間近に感じられる特別な場所です。
大地から湧き上がる自然のエネルギッシュな姿を眺める時間は、心に新鮮な驚きを与えてくれます。
恵みの蒸気で育まれる「地獄蒸し料理」
もともと湯治場(とうじば)として発展してきた歴史を持つ別府。特に鉄輪温泉エリアでは、高温の温泉蒸気を利用して食材を蒸し上げる「地獄蒸し料理」という独自の食文化が受け継がれています。
とうもろこしをはじめとする旬の野菜やお肉などを蒸すことで、余分な油が落ち、素材本来の旨みがギュッと凝縮されます。この地獄蒸しの技術から生まれた「地獄蒸しプリン」も、別府を訪れたらぜひ味わっていただきたい逸品のひとつです。
この温泉蒸気による豊かな食文化は、私たちの「別府めんま」づくりにも欠かせない大切な要素となっています。
湯けむりが織りなす情緒ある風景
少し離れた高台や展望スペースから街を見渡すと、あちらこちらから白い湯けむりがゆるやかに立ち上る情景が広がっています。
この穏やかで風情ある景色を眺めるだけでも、心がすーっと整っていくのを感じます。最近ではリニューアルされた「別府タワー」など、街をひと目で見渡せるスポットも増えており、旅の思い出に景色を眺めてみるのもおすすめです。
つながり、広がる別府の新しい挑戦
今の別府は、温泉に浸かって「気持ちよかった」と感じていただくだけの場所にとどまりません。
街を歩いて楽しみ、見て感動し、美味しいものを味わう。そんな総合的なエンターテインメントの場として進化を続けています。さらに、隣接する大分市や、近くの日出町、杵築市といった周辺の地域とも手を取り合いながら、訪れる方々に喜んでいただけるような新しい挑戦を重ねています。
おわりに
温泉の恵みと豊かな自然、そして温かい人々の暮らしが息づく街、別府。
私たちの手掛ける「別府めんま」は、地獄巡りのひとつである「龍巻地獄」をはじめ、別府市内のさまざまな場所でお取り扱いいただいております。
もし旅行や散策の途中で見かけることがございましたら、「これが話していた『別府めんま』ね」と、思い出して手に取っていただけたらとても嬉しく思います。
丁寧につくられた地域の味わいとともに、みなさまの毎日がほんのり温かいものになりますように。