竹林の整備とは具体的に何をするのか


放置竹林問題を解決し、美しく心地よい竹林を保つための具体的な整備方法についてお話しいたします。

竹が増えすぎてしまわないように適切なお手入れをするには、大きく分けて3つの方法がございます。

竹を切り倒して数を減らす

最も直接的な方法は、大きくなりすぎた竹を切り倒すことです。

作業の目安としては、100平方メートルあたり20本から30本程度を残し、人が気持ちよく歩くことができて見通しが良い状態を目指します。それ以外の竹は切り倒していきます。

切る高さについては専門家や地域によっても意見が分かれますが、根元から切る方法のほかに、あえて1メートルほどの高さを残して切る方法もございます。1メートルほど残しておくと、竹が水を吸い上げる力を利用して根の栄養分を使い果たさせ、根元から枯らすことができるためです。

なお、除草剤などの薬品を使う方法もございますが、他の植物への影響や適切な使用量の調整が難しいため、まずは丁寧に切り倒す方法をおすすめいたします。

タケノコや幼竹のうちに収穫する

切り倒す作業は体力的に大変という方には、春のタケノコ掘りがおすすめです。

大きく成長する前のタケノコや、1メートルから2メートルほどまで伸びた幼竹(ようちく)を収穫することで、新しい竹が生えてくるのを防ぐことができます。

私たちも「別府メンマ」を作るために、地元でタケノコを掘る活動を行っております。美味しくいただきながら新しい竹の発生を抑え、今ある竹がやがて寿命を迎えて倒れた後に片付けを行えば、少しずつ竹の数を減らしていくことが可能です。

枯れた竹を整備して光を届ける

倒れてしまった枯れ竹を整備することも、とても大切な作業です。

竹林の地面に他の植物が生えにくいのは、竹や枯れ竹が日光を遮ってしまうことが一因です。枯れた竹を取り除いて地面にしっかりとお日様の光を当ててあげることで、他の樹木や植物が健やかに育つ環境が整います。

集めた枯れ竹は一箇所に積み上げて整理したり、チッパーという機械でチップ状や粉末状にして地面に撒き、自然の肥料として活用したりすることもできます。

できるところから始める竹林整備

今回ご紹介した3つの取り組みをすべて行うのが理想的ですが、ご自身のペースに合わせて可能な作業から始めるだけでも十分な効果がございます。

  1. 竹を切り倒して数を調整する
  2. タケノコや幼竹を収穫して新しい発生を防ぐ
  3. 枯れた竹を片付けて地面に光を当てる

大掛かりな作業が難しい場合は、タケノコ掘りや枯れ竹の整理といった2つ目と3つ目の作業から始めてみてはいかがでしょうか。それだけでも竹林の荒廃を抑え、美しい景観を守る第一歩となります。

私たちあふぎ屋も、別府メンマという商品を通じてタケノコを積極的に活用し、放置竹林の課題解決に貢献できるよう日々活動しております。よろしければ、ぜひウェブサイトの他のページもご覧になってみてくださいね。


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